コラム｜中央区大江で歯科・歯医者をお探しの方は【九品寺おとなこども歯科】まで

こんにちは。
熊本市中央区大江の「九品寺おとなこども歯科」です。
 
一人ひとりのお顔が違うように、口内環境は違います。
むし歯や歯周病を予防するには、かかりつけ歯科医院を決めて定期検診に通い、お口の状態を把握して、年齢・世代に応じた適切な予防処置を行うことが大切です。
 
予防歯科は、0歳から訪問診療まで幅広い年齢に対応しております。
一人ひとり口内環境は違い、世代ごとに必要な予防の方法は異なります。
 
今回は、世代に合わせた予防をご紹介します。
 
 

多くの自治体では、1歳半検診時にフッ素塗布を歯医者で受けるように指導されます。
しかし、その頃にはすでに離乳食やおやつなど食べていることから、むし歯になってしまっているお子さまも少なくありません。
下の前歯が生え始める生後6カ月前後から、歯医者デビューをしておくのがおすすめです。
また、お子さまのうちから定期的に通ってれば、お子さまの顎の成長や歯並びのチェックも受けられます。
 
 

●スケーリング
むし歯や歯周病の原因となる、歯垢や歯石を取り除くためプロによるクリーニングを受けていただきます。
スケーリングという専用の機器を使って細菌のかたまりである「歯垢」や「歯石」を取り除きます。
歯磨きでは、石のように硬くなった歯石は取り除くことはできませんので、定期的に通っていただく必要があります。
 
●フッ素塗布
歯を強くして、むし歯菌の活動を抑制する働きがあるフッ素塗布を行っています。
歯の表面をクリーニングした後に、フッ素を歯の表面に塗ることで歯や口内に作用します。
フッ素は、海藻やお茶などあらゆる飲食物の中に含まれています。
市販のほとんどの歯磨き粉も、フッ素の効果を活かしたものが多いです。
特に、歯医者で扱っているフッ素は濃度が高く、フッ素の効果もより期待できるため定期的に塗布するのがおすすめです。
また、フッ素を塗った後は、30分程度は飲食を控えておくと、効果が最大に得られます。
特にお子さまで生えたばかりの歯は幼若なので、フッ素を塗布しましょう。
 
●シーラント
溝の深い奥歯(特に６歳臼歯)などには、シーラント治療を行っています。
食べかすや歯垢が溜まりやすいかみ合う面の溝に、プラスチックの樹脂を埋めることでむし歯を予防できます。
 
 

身体が不自由で通院が難しい方にもケアを受けてもらえるように、当院は歯科訪問診療を行っています。
自宅や施設に歯科医師と歯科衛生士が訪問して、口内のケアを行います。
定期的なケアにより、誤嚥(ごえん)性肺炎の予防や食べる、話すなどのお口の機能が維持できます。
これにより、生きる力や生活の質が高まります。
また、口内を衛生的に保てるため、口臭も減り家族や友人にも喜ばれます。
 
 
九品寺おとなこども歯科は、0歳から高齢の方まで、ご家族全員のかかりつけ歯科医として対応しております。
世代に合わせた予防で、生涯の生活の質を上げていきましょう。